考えぬいたことが一目で分かる書き方がある
ウェブやメールの普及にともなって、文章を書くスキルはますます重要になりつつあります。フォーマルな報告書・提案書などの作成にも、多くの時間が割かれています。ところが、書いて伝えることが得意だというビジネスパーソンは、そう多くありません。書いて伝えるときは場を取り繕うことができないので、あらかじめ考え抜く力が必要です。
ライティング研修では、ロジカルシンキングを基礎に、読み手が理解しやすく、印象にも残りやすい文章の作成技術を身に付けます。そのために、わかりにくい文章を修正したり、一から文章を書きおこしたりする演習を繰り返すことでスキルを定着させます。外部に公表する文章を作成する方はもちろん、日常の実務文章全般を改善したい方にもおすすめです。
研修のねらい・効果
ロジカルシンキングを活かして、文章による情報の伝達効率と伝達効果を高めます。簡単に理解できる文章で、情報の伝達効率を高める
わかりやすい文章を書くスキルがなければ、情報共有が円滑に進まず、組織の生産性は向上しません。わかりやすい文章に必要なのは、細かな語句・文レベルの技術ではなく、文章・段落レベルの大きな技術です。内容を一読で正しく理解させたり、文章の要・不要を瞬時に判断させたりする力が身に付けば、情報の伝達効率が格段に高まります。
印象に残る文章で、情報の伝達効果を高める
いくら良い商品・サービスがあっても、記憶に残せなければお客様に選んでいただけません。記憶に残すためには、何も名文を書く必要はありません。情報の絞り込みや順序といった論理構成こそが大切なのです。重要な情報を整理したり、記憶に残したりする技術を習得すれば、情報の伝達効果が飛躍的に高まります。
カリキュラム例
ロジカでは、実施にあたってはお客さまのご要望や課題に応じて柔軟にカスタマイズいたします。ここでは過去の実施例のうち、特にご用命が多いカリキュラムや高い評価をいただいたものをご紹介いたします。
いずれのカリキュラムでも、小難しい理論ではなく、汎用性の高いツール・技法や思考の枠組みを学習します。また、演習中心のプログラムによって、単に「知っている」だけでなく、業務で「実践できる」レベルの共通スキルを身につけます。
標準的な2日間構成の例
午前 | オリエンテーション
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1.情報を整理する
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午後 | 2.重要な情報を段落の先頭に出す
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3.重要な情報を文章の先頭に出す
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午前 |
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4.重要な情報を文の先頭に出す
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5.文を分け情報を絞り込む
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午後 |
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総合演習
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まとめ |
伝達効率向上を重視した1日間構成の例
午前 | オリエンテーション
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1.情報を整理する
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午後 | 2.重要な情報を段落の先頭に出す
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3.重要な情報を文章の先頭に出す
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総合演習
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まとめ |
研修基礎データ
- 受講対象
- 限定はありません
- 受講定員
- 講師1名に対して受講生16名(全員を個別添削しない場合は、最大36名まで)
- 所要時間
- 7時間~16時間(1日間~2日間)